新年最初の相談担当。
年末年始の生活保護相談というと、派遣村を思い出さずにはいられない。
規模こそ縮小したであろうものの、一定期間にわたり行政サービスが停止するこの時期をどうやって乗り切ればよいのかと途方に暮れる人たちは、いまだ相当数存在したはずだ。
ことに、この年末年始は9連休の長丁場となることから、休み明けに急迫な事情を抱えた相談者が殺到することを予測し、1月6日は気合いを入れて電話を待ち構えていた。
しかし、当日の相談はわずか2件。担当する2週間を通じてもわずか4件で、いずれも緊急性が高い事案ではなかった。
ボランティアによる草の根的な活動が功を奏したのか?
長期連休を前に行政が何らかの策を施したのか?
そうであればよいのだが、実際にはどこに声を掛ければよいのかもわからず困窮を甘受している人たちがいないはずはない。
令和最初の年越しを、彼らはどのように過ごしたのだろう・・・
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