物価が高騰する中で生活保護を受給していても最低限度の生活を維持できない状況に陥っている方が増えているように感じます。生活保護をめぐっては、物価偽装により不当に保護費が引き下げられた経緯があり、いのちのとりで裁判で争われています。各地の地裁で勝訴判決が相次ぐ中、静岡地裁での裁判も5月30日に判決が予定されています。一方、先月4月14日の大阪高裁でのまさかの逆転敗訴判決には、当事者や支援者から強い失望と怒りの声があがっています。司法には、期待されている行政へのチェック機能を果たし、生活保護利用者らの権利を擁護する責任を果たして欲しいと強く願うものです。
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