ゴールデンウイークなど長期間福祉事務所の対応がされないことがある。
5月4日に、埼玉の弁護士さんから、「何日も静岡市内の公園などで寝泊まりしている方から、首都圏のNPOに電話があったが、なんとか対応できないか」と携帯に電話があった。
その後しばらく当事者の方と連絡が取れないまま数日が経過した。(携帯電話の充電器を持っていない場合など、一旦充電が切れると数日間そのままになってしまうということも多い。)
5日後、ようやく連絡が取れたためその方の状況を確認すると、数か月前に派遣切りにあい、その後は日雇いで数回仕事をしたのだが、最近はそのような仕事もなく、所持金は30円しかない。何日も公園などで寝泊まりしている、ということだった。
NPOに相談する前に一度葵福祉事務所で申請を試みたが、「あなたのように若い方は保護の対象ではない。がんばって仕事を探すように。」と言われたそうだ。未だにそのように馬鹿げた対応をすることがあると知り、怒りが込み上げてきた。
本日、その方は支援者とともに生活保護の申請をおこなうことになっている。
新型コロナウイルスの影響で困窮状態に置かれた市民が急増していることもあり、国を挙げて、早期の保護開始決定がされるべきと考える。
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